管理番号 | 新品 :71850269 | 発売日 | 2024/08/29 | 定価 | 24,000円 | 型番 | 71850269 | ||
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【製品について】 ドイツIsophon社のExtension Speaker。正確には、Tisch Lautsprecher (卓上スピーカー)と呼ばれていた類のスピーカー・システムになります。(モノラルの再生機器をステレオ化する際に加えられた外部スピーカーとは異なり、モノラル時代に卓上などに置いて、より良い音質で音楽を聴くことを目的に使われたモノラル再生用の小型スピーカーになります。イギリスではTable Speakerと呼ばれていました。) 1950年代の製品。1本、モノラル用としての出品です。 搭載のユニットは、当時、小型Hi-Fi ユニットとし高く評価されていた、Isophon 社のロング・セラー・ユニット、P1318(13×18cm)シリーズになります。 キャビネットは、構造的には、背面が穴あきボードになっていますので、半面開放と考えてよいと思います。いかにも当時の物らしく、曲げ合板の技法を使って、4つの角をすべてアール処理したり、ベタ置きを避けるために小型の4本脚を取り付けたりと、まるで工芸品のような贅沢な作りになっています。これだけの秀でたデザインなら、テーブルの上に置いて、ニア・フィールドで音楽を愉しむというのも納得できます。イギリス系の卓上スピーカーがゴージャスな作りを前面に出していたのとは異なり、ドイツ系では、工業デザインを連想させる、シンプルでスタイリッシュな装いになっています。 音質的には、Isophonらしい、癖のない、ナチュラルな音質、自然な響きが特に印象に残ります。また、クラシックだけでなく、幅広いジャンルに対応できるという点も、Isophonの良さといえるでしょう。 スタイリッシュなデザインと相俟って、手元に置いてモノラル音源を愉しむには、なかなか魅力的なスピーカー・システムだと思います。 およその大きさは、横幅底部26.5cm、頂部24.5cm、高さ16.25cm(底部の脚を含めると19.25cm)、奥行き底部12cm、頂部10.5cmになります。 【商品の【誤】〇 底面については、他の機器の上に置いて使用できるよう、丸いフェルトが四隅に貼られています。 ↓【正】〇 底面の脚については、他の機器の上に置いて使用できるよう、木製の脚の先端にゴム製(樹脂製?)の脚がはめ込まれています。