100年以上前のアメリカのセストーマス社の古時計です。縦横21cm奥行き8cm文字盤15cmの小さな時計です。1時間に1回、時間数の可愛いチンという音がなります。仏壇のおりんの音に似ています。文字盤の上にある秒針も1秒単位で動きます。時間もほぼ狂わないです。文字盤の上のつまみでSにすると遅くなり、Fにすると早くなります。普段は真ん中にしています。ガラスは、オリジナルと思います。本体は、セストーマス社の物です。文字盤は、大正11年に登録商標している名古屋市の郡司半助さんのマークに似ており、名古屋の部品の可能性が高いです。壁にかけても、置き時計のように斜めに立て掛けても、横に寝かせても動くゼンマイ式の時計です。1日巻きです。ネジ巻き付きます。当時船などで使われており、毎日船員さんらが当番で、ゼンマイを巻いていたようです。日本では明治時代の物ですので、写真のように小さな傷がありますが、それが良い味になっています。クロックオイルを挿して1週間稼働を確認しました。いつ止まってしまうかわかりませんので、古時計を分解清掃してもらうところに持っていってもらえると、長く楽しめると思います。